事前に火事がおきることを知っていた保険会社の逃亡ではなかというウワサがネットで流れていました。
ところがこれには「正当な理由」があってのことだということが徐々にわかってきました。
保険会社が保険を大量にキャンセル(解約)していた理由についてまとめてみました。
ロス火災の前に保険がキャンセルされていた!
ロサンゼルスの火災で損害保険会社が保険を大量にキャンセルしていたことが分かり大きな話題になっています。
これは、利用者(契約者)が解約(キャンセル)を希望したわけではなく、損保会社が保険契約を解約したというものです。
ロサンゼルスの火災の数週間前に保険会社が火災保険を大量にキャンセルしたという報告が数え切れないほどあった
— 🌺きんぎょ🌺 (@KingyoJigoku) January 8, 2025
この女性はCA州政府の管理不行き届きを非難し、両親の家(75年同じ保険)の火災保険がキャンセルされたと証言
なぜ?pic.twitter.com/DBQIxqEIHS https://t.co/3RBDk4DrZN
保険会社が火災保険をキャンセルしていた理由
SNSでは、
・この火事は仕組まれたもの
・保険会社は火事が起こることを事前に知っていた
・保険会社は自社の利益のために保険をキャンセルした
と言う投稿が多く見られます。
いわゆる「陰謀論」ですね
これはとても怖い話です
どうやら、本当の理由はこちらのようです。
ロサンゼルスの件、少し補足
— まにあ@3世 (@mania_3) January 10, 2025
1.消防予算を削った件で質問されて黙る市長
2.渇水地域なのにダムを潰してドヤるCA州知事
3.2019年に「ちゃんと森林管理しろ」と指摘してたトランプを無視
どう見ても人災です。
当然、企業も火災保険会社も見捨てて出ていきますよ。 https://t.co/Igyc3Rr2T9 pic.twitter.com/iyf68diRU0
保険会社がロサンゼルス市の防災体制がダメダメだから
「とても保険に応じられない」と見捨てて出ていったということのようです
ロサンゼルスの大規模山火事。
— Aoba (@hongo) January 10, 2025
山火事発生の直前にこの地域から保険会社が撤退した!というニュースが流れて不穏だなーと思ったが、なんのことはない、ロス市長が防災予算を削ったため、保険会社が撤退しただけのようで。
消火栓からまともに水が出ない地域で火災保険を提供するアホはいないだろうな
ロス市長が防災予算を削ったのは事実のようです
その結果消火栓から水が出なくなったというのも実際に起きたことのようです
保険会社は真っ当な判断をしたということでしょうか
2025年1月10日
今月7日に発生した米ロサンゼルスの山火事は、多額の保険損失額をもたらすと見込まれている。
その一方で専門家は、焼失した多くの物件が無保険だった可能性を指摘する。
カリフォルニア州では最近まで当局が保険料の上限を設定していたのに対し、近年の山火事の頻発で利益が上がらず多くの保険会社が同州から撤退したり、保険の引き受けを拒否するケースが増えていたためだ。
引用元:ロイター
保険会社のカリフォルニア州からの撤退、保険の引き受け拒否ということですね
そしてその理由は、山火事の頻発で利益が上がらないから
その要因はカリフォルニア州の防災・防火体制がなっていないから
まとめ
ロサンゼルスの火災で事前に保険会社が火災保険を大量にキャンセルしていた理由についてまとめてみました。
最後までお目通しいただきありがとうございました