小学6年生がこころを込めて一生懸命に書いた卒業文集に載せる文章を学校の都合で書き替えさせようとする小学校の校長が現れました。
小4のころ受けたつらいいじめを乗り越えて、感謝の気持ちをつづった文章をです。
この件についてまとめてみました。
校長が児童に「卒業文集書き替えよ」と指示
さいたま市の小学校の校長が、いじめを受けて乗り越えた児童の卒業文集にのせる文章について、書き替え・修正を要求していたことがわかりました。
事案の概要をつかむのに適したポストがこちらです。
小4でいじめられ不登校になった児童、卒業へ
— 篠原 修司@デジタルマガジン (@digimaga) December 31, 2024
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いじめられた体験を卒業文集に書き、支えてくれた人たちへの感謝を綴る
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校長「クラス名で加害者が特定されるから修正して」と弁護士を通じてメール送信
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保護者「修正の要求に応じるつもりはない」と拒否。学校側も取材にコメント拒否←イマココ
続報です。
すみません、本文読み間違えてたんで以下修正です
— 篠原 修司@デジタルマガジン (@digimaga) January 1, 2025
× 校長「クラス名で加害者が特定されるから修正して」と弁護士を通じてメール送信
○ 校長「クラス名で加害者が特定されるから修正して」と(おそらく保護者側の)弁護士宛にメール送信
地元の埼玉新聞に詳しく掲載されています。
- 2022年度にさいたま市立小学校で、当時小学4年の男子児童がいじめが原因で一時不登校となった
- 市教育委員会は23年10月、いじめ防止対策推進法の定める「重大事態」と認定
- 学校側は同年2月に独自の調査報告書を作成したが、重大事態と認めず、男子児童の保護者が重大事態を望んでいないと市教委に虚偽の報告をしていたことが分かった。
- 市教委は、いじめの経緯や事実関係とともに学校側の対応が適切だったかを調べる第三者委員会を設置した。
- 2024年6月に第1回を開催し、これまでに計2回実施。被害児童の保護者から、近く聴き取りが行われる見通し。
校長先生が自己保身のためか、話が大きくならないように「ウソ」までついてしまったのは非常にまずいです、
被害児童は
・「死ね」「殺す」などの暴言を受け
・腹や腕を殴られるようになり
・やがてはホウキで顔をたたかれ、ケガを負わされ
・学校に行けなくなった
という被害を受けました。
学校側は市教育委員会への報告書にいじめの実態をわざと軽い感じで書き、保護者から抗議をうけたもののそれをねじ伏せました。
さらに被害児童の保護者が「重大事案」として報告することを要望したのに、学校は教育委員会に「保護者は自由大事案とすることを希望していない」とウソをついていました。
教育者たる校長先生がこんなずるいことをやってはいけません
子供の手本になるのが学校の先生なのに
この小学校はどこ?
いじめのあった小学校は「さいたま市の市立小学校」と報道されています。
さいたま市には約80校の市立小学校かあります。
ニュース報道やネットの投稿からは、この小学校の特定につながるような情報はありませんでした。
この卒業文集の修正問題はまだ解決しておらず、追加の情報が出てくる可能性が高いです。
その際は、わかり次第情報を追記してまいります。
まとめ
さいたま市の小学校のいじめ被害のあった児童の卒業文集用の文章を書き替えようとさせる小学校の校長についてまとめてみました。
最後までお目通しいただきありがとうございました